おまけの人生

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中学生の頃に母から聞いたのですが、赤ん坊の頃にはお医者さんに 『この子は20才まで生きるかどうか…』 って言われてたそうです。   それまでも風邪をこじらせて、肺炎で生死をさまよったり。 本当に両親は必死に育て上げくれたと思いますし、感謝しています。   ただ、 20才を過ぎてみて 自分が人並みに健康だと錯覚して自らの体を虐めるようなことをしてきたことは後悔していますし、両親にも家族にも申し訳ないと思います。   『20才過ぎまで生きられたから、あとはオマケの人生なの』 とか 『何度か死にかけてるし、 怖いものなんてないんだよね』 … なんて言ってカッコいいと思ってました。ごめんなさい。
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