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「はいちゅ~も~く…」
「せんせー。」
「はい何かね後藤君?」
「月代先生は、我々に一体何をさせるつもりですかー?」
「良い質問だねぇ☆実はこれから榊君をいかにしてヴォコるかを、今日は皆で考えて貰いたい。」
「はぁーいせんせー、も一個質問でーす。」
「何だね後藤君?」
「何で榊君をヴォコる必要があるんですかー?」
「それはね、あの子の持ってる*モテ*スキルがムカつくからさ☆」
…
…
…
「ただ単に、てめぇのひがみじゃねーか…コラ…」
「うっせハゲ、言われた通り働けこのヲタ美ちゃんが。」
「喧嘩売ってんのかチ〇カス野郎が…表行くか?」
「上等だ…ぶっ潰してやるよ…」
「はいはい、その辺でやめ。」
「趣旨を履き違えてますよ、二人とも…」
「ちょ…止めろゴンっ…」
「もとやん…アイツだけは俺の手でやんないと…」
ヒッペがされる二人…
「臑内さんも何か言ってやってくださいよ!!」
「…って言うか何で私こんなとこにいるんですか…?」
「離せもとやん!!アイツを殺さないと…」
「だからダメだってっ!!」
「返り討ちにしてやるよっ!?この粗チ〇がっ!?」
「美咲ちゃんもやめーっ!!」
「だから私なんでここにいるんですかっ!?」
…
…
…
「っつー事で、あの人の痛みを知らぬ愚か者、榊 一茂を葬る会を始めます。」
「僕は別に対して腹立たないんだけどなぁ…」
「はは…俺も。」
「甘いぞ二人共っ!?そんなんでは今年のエンドレスワルツ、ヴァレンタインジハードは生き残る事が出来ないぞ!?」
「何よヴァレンタインジハードって…ゴンももとやんもアイツに利用されるだけだよ…」
「利用するとは失敬な…俺は健全な若者の夢と希望をだな…」
「だーかーらー、あんたが一番健全かつ夢と希望がないの、良いじゃない、モテなくても…」
「がっ!?誰がモテないだと!?舐めんなっ!?去年のヴァレンタ…」
「義理チョコ三個、その内一つは私があげたチロル、もう一つはあんたの母親、最後の一個は臑内さんの、アーユーOK?」
「なっ!?ほ、他にもいっぱい貰ったんだっ!?」
「はいはいわかりました…」
「それに臑内さんのだって…」
「ち、違いますっ!?義理です!?ギリギリ義理ですっ!?」
「なんか本命っぽい言い方だね…」
続く
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