第二話、トムとマッケンジー

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第二話、トムとマッケンジー

ところで、プロローグ件第一話で登場した、俺の弟の一なんだが、奴もインドア派と言うことで、良くゲームをやる。 新作なんて、1日かけてやるほどだ。 学校? あいつに学校なんて文字は無い。 平日に学校休んでやるくらいアホだ。しかもその日病欠だと銀の字に押し付け、母親を騙くらかし、買ったゲームをやるくらい大馬鹿野郎だ。 当然そんだけゲーム好きだ。あの女が黙っちゃいない… あの後藤とか言う女はウチに泊まりに来るぐらい(女として貞操やプライドは良いのか?)アホゲーマーだ。 当然今日も… 「このCG上手いこと出来てるね。」 「やっぱやるなら日本のゲームに限るわよねぇ☆」 「Tick! Tack!は原画家も鈴平 〇ろさんだし、文句無しだね。」 「キャー☆ネ〇ネ可愛い☆」 (ゲームか…) 「でもモザイクとか荒いよね…流石にナチュラルは難しいけど…」 「確かにね…最近だとエロアニもナチュラルになって来てるから、いつゲームもナチュラルになるかが問題ね…」 「大手のブランドだけに、なかなか難しいと思うよ、そんなホイホイ見せるとヒロインとしての輝きがエロに走っちゃうからね…」 「ゲームと言うかヲタクとしての資質等は拝見させてもらった…」 「だよねぇ…⑱禁ゲームって⑱禁だけに、キャラや恋愛より、絡み重視って思われがちだもんね…」 「今日後藤氏が学校も休んでいたことも把握した…」 「最近のギャルゲーがシナリオレベル高いのは、やっぱその辺から来てるんだと思うんだよね。」 「私も思った☆クオリティ重視にしとけば泣きゲーとか、名作とか、重鎮とか色々騒がれるしね☆」 「まず聞け。」 「何?」 「何よ?」 「俺の部屋で何やってんだクソ野郎共。」 「見てわからないの?ゲームだけど。」 「同じく。」 「そんなもん見ればわかる、だから俺が言いたいのは何でお前の部屋のパソコンでやらないんだ!?」 「だって容量いっぱいだし。」 「増設HD買いに行くのめんどくさいし…」 「はぁ…さいですか…」 「最近は音楽も良いよね。」 「私Keyのソフトの音楽超好き☆」 … … … (全く話についていけないのは、良いことなんだよね?なのに、なんでこんなに涙が溢れてくるんだろう…) 第二話 完
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