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「話しは伺っております、中で大殿もお待ちして下ります」
「御苦労、では入るか」
警護兵を残し白夜、興隆、森田、義政らは城門を抜け回廊を暫く歩くと黒瀬が待っていた。
「御待ちして下りました朽木様、御案内致します」
白夜一同は黒瀬の案内により法善が待つ応接間に入室する。
「御待ちして下りました、私が洛城の城主 法善と申します、控えて居りますのは我が同盟国の主の方々で御座います」
法善が言うと周りには気品ある男達が座り会釈する。
「お初に御目にかかります、私が京城、城主の朽木 白夜と申します、以後お見知りおき下さい」
一礼し白夜一同怯む事なくゆっくりと設けられた席に座る。
「法善殿、我らも挨拶して宜しいですかな?」
「そうじゃな、白夜殿も同盟を結ぶ仲になる、お願い致します」
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