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「烏合の集である連合軍は数に物を言わせ城攻めに来る、そこを狙う」
「二万の軍が足並みを揃え来るなら1日はかかる…夜襲で御座いますか?」
言葉の真意を見抜く興隆に頷く白夜。
「そうだ、夜襲にて敵の士気を下げる、闇夜に紛れ火矢を使い宿営を焼き払い混乱させた所に猛武軍狼凱軍が突撃し数を減らす」
「ですが、敵も夜襲には気をつける筈、簡単にいきましょうか」
「案ずるな狼凱、義政例の物をここに」
義政は周辺地図を広げ、指を差す白夜
「京城は山々に囲まれた地、宿営する場所は限られ地図を見れば察しはつく、念の為忍集は連合軍を偵察し猛武達に報告すれば間違いなく夜襲は成功する」
「流石は殿、必ずや成功させましょう」
「期待しているぞ猛武、しかし無理はするな此方の数が減れば夜襲の意味がない、適度に倒せば退去するだ、大群なれど敵は烏合の集、怒りに任せ必ず深追いしてくる、そこで興隆率いる弓兵200を待ち伏せさせ攻撃すれば敵の数は激減する」
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