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「良く知らせてくれた、後は任せて殿の護衛を頼む」
「御武運を」
白夜もまた命をかけていた、厳重守備の様に城壁に大勢の兵を配置していたが城内は文官だけで同盟軍の諜報者を騙す為の策であり袮音は急いで主の元え急ぐ。
やがて周辺は暗くなり猛武 狼凱が待ち伏せしていた場所に同盟軍が到着する。
「法善殿、報せでは朽木は守備を厳重に待ち構えている様子、今日はここで十分に休み明日に備えませぬか」
「そうしようかのぅ北殿、今頃白夜も怯えておる事だ、1日だけ猶予を与えてやるかの!」
「ククク、法善殿もお人が悪い」
「見張りは我が軍に任せて、早めの祝杯で兵の士気でも上げましょうや」
「おー、それは良い!」
仲立が笑い曽根が言うと法善は祝杯を始める始末、その光景を見ていた猛武が猛る。
「狼凱まだか!あの輩共を皆殺しにしてくれる」
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