【連合軍対白夜軍】

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狼凱が匠に馬を御し翻弄し刀を振り下ろすも防がれ互いに猛攻を繰り返す事20合程撃ち合い劣勢に傾く雄紀を畳み掛ける狼凱の刀が身体を切り裂く。 「敵将討ち取ったぁあ!!」 雄紀将軍は無惨にも首を跳ねられ狼凱により高らかに晒され戦意喪失する仲立軍、それを率いる仲立は在ろう事か騎馬数名を連れて逃げ出した。 「情けなし、己の将が体を張ったと言うのに逃げるとは愚将よ」 そう言い反応し追従するのは猛武 辰 源。 「何ともしつこい!!敵は3人、殺して逃げるぞ」 馬を走らせ逃亡する仲立だったが必要以上に追う猛武に苛立ち馬を止め叫ぶ 「源、お主の腕前見せて貰おうか、辰補佐してやれ」 「敵将の首必ず獲りまする!」 「しゃー!!行くぜ千人将!」 二人に任せ戦いを見守る中、辰は薙刀を自在に操り刹那に三人葬ると源も負けじと刀を使い素早い動きで二人を斬る。 「悪くはない、儂をしかと見ておけ!」 猛武が吼えると馬を駆けさせ薙刀を振り払えば五人の兵が吹き飛ばされ矢継ぎ早に騎馬隊を全滅させる猛武、源はただただ驚く事しか出来なかった。
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