チナ 出会い

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チナ 出会い

それから一年程たった。僕は当日ニートだったので、相変わらずバイトに励み、彼女も変わらず平日は大学、週末はバイトの生活を送っていた。そんなある日、バイトの休憩で食事を終えて事務所に戻ると、見慣れない女の子3人がバイトの上司、先輩と談笑していた。僕は「誰だろ?」と思いながらソファーに腰掛けた。その時の時間は16:45あと15分もすればまた仕事だ。仲の良い男の連れヨサが来たので聞いてみた。「あの子達知ってる?」するとヨサは「あーお前知らないよな?お前がバイトに入ってくる前働いてたんだよ。高校生の時に働いてたんだけど大学受験の為に辞めて、また今日から復帰だってさ」そう言うとヨサは彼女達に普通に話しかけていった。僕は納得し、飲みかけのコーヒーを飲み、事務所を後にした
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