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『優輝のことを良いって言ってた絵理子ちゃんのケー番』
ポケットから紙切れを一枚取出し、優輝のポケットに押し入れる。
『どーせ、幸輝のことも良いって言ってたんだろ?』冷蔵庫からお茶を取出し、洗浄機に伏せてあったコップに注ぐ。
幸輝も開いている冷蔵庫から缶ビールを取り出した。
『まだビール飲むの?』
『今、気分良いんだ』
手にしたビールを一気に飲み干す。
『ぷはっ、うまい』
足が一瞬ふらつき、優輝が咄嗟に腕で支える。
『あ、わりぃ』
『一体何杯飲んだんだよ?』
優輝は呆れたように聞いた。
----フッフッフッ----
無意識に笑いが込み上げる。
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