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『忘れたの?俊明おじさんのお見舞いに行くって言ってたよ、今朝。今夜は遅くなるって。もしかしたら泊まってくるかもね』
『ふーん、・・・ってことは、今日は俺たちだけ?』
『そ。ご飯作り置きしてくれてるけど、幸輝食べる?』
『いや、明日食べるわ~』
とか言いつつ、ラップされた皿の中から、鶏の唐揚げを摘んで食べた。
『あ、そ』
優輝はコップを洗浄機にセットし、そのまま二階に向かう。
『おーい、俺を一人にするわけ?』もう一本ビールを飲みはじめる幸輝を横目に、廊下に出ていく。
ビールを片手に幸輝はその後をついていく。
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