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『課題の論文、提出来週だからね』階段を上り、優輝は自分の部屋へ・・・
幸輝は閉まろうとするドアに自分の体を押し込み、優輝の部屋に入った。
『いや、邪魔しないから』
何か言いたそうな優輝を制し、ベッドに寝そべった。
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----ガサガサ
----ゴソゴソ
『幸輝』
痺れを切らした優輝がベッド上の幸輝を振り返ると、幸輝がベッドの下をゴソゴソと探っている。
『何してんの』
『ん~』
今度は枕の下に手をやり、探っている。
『あ、』
何かを発見し、ニマニマ一人で笑っている。
『何でも良いけど、ビールこぼさないで』
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