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サニー「たとえ心地のいい朝を感じた者が多くても、その心地良さを感じることが出来ない者、ちょっとした幸せを感じることが出来ない者もいる。そんな者こそこの館に導かれるのだろうな。」
サニーは少し悲しげな笑みを浮かべながら言った。
ジャック「そうですね。サニー。」
サニー「おっと、ゆっくり話している場合じゃないぞ、早速導かれた者が来たんじゃないか?」
ジャック「わかりました。ランドルさんに伝えます。」
ジャックは小走りに館の中に入って行った。
館の中はとても静かで、時計の針の音しかしない。
ジャックは二階へ通じる階段を登り、ランドルのいる部屋に向かった。ランドルは……
まだ寝ている。
ジャックはため息をつき、布団をはぎランドルを起こそうとする。
ジャック「ランドルさん!!起きて下さい!!依頼人が来るとサニーが言っていましたよ!」
ジャックはランドルを揺り動かして起こそうとするがランドルは全く起きようとしない。
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