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次の日ゆきは優瞳を屋上へ読んだ
優瞳はかなり不機嫌そうな顔で屋上にきた
「で,何か用?」
(うわ‐優瞳くん怒ってる…そりゃそうだよねっ でも優瞳くんなら助けてくれそうだし…)
「あ,あの急に呼び出してごめんね!? 実は相談にのって欲しい事があって…」
「はあ!?何でてめ‐の相談何か聞かなきゃいけね‐んだよ!!自分の立場わきまえろ!!」
「わかってるよ…でもどうしたらいいかわからないんだもん!!」
ゆきは泣き出した
正義感の強い優瞳は相談を聞いてやる事にした
「わかったよ…どうしたの?…その相談って…」
「ありがと…えっぐ……実はね美佳に謝って仲直りしたいの…謝っても許してもらえないかもしれない…でもどうしても謝りたいの!!」
「そうかそうか」
「でもねもしゆきが美佳と仲直りしたら今度はあたしがいじめのターゲットになりそうな気がするの…だからどうすればいいかわからなくて…」
「………ようし!!まかせなさ‐い!!俺が今いい方法思いついた!!」
「じゃあ説明するな!!えっと,まずは美佳ちゃんとお前のグループの子を仲良くする必要がある」
「うんうん」
「そのためには何で美佳ちゃんがいじめられてるか理由を聞きたい」
「え‐っと……実はあの中に何人か優瞳くんの事を好きな人がいて,それで美佳と優瞳くんが仲良くしてるのを見てでぶのくせに!!なったわけ…」
「えっ………ていうことは俺が原因?」
「別にそういうわけではないよ!!」
「俺は最低だあ!!よ‐しなんとしてもお前ら二人を助けてやっからなっ」
「本当にありがと…」
作戦はこういうものだった
『・優瞳があっちのグループの女の子にいっぱい話しかけて仲良くする・そして修学旅行では美佳,ゆき,いじめの主犯を同じグループにし,美佳のよさをわかってもらう・そして…
ダイエット!!
・前もって優瞳からゆきの気持ちを美佳に言い,仲直りしたらこの作戦を美佳に伝える』
「よし!!これで完璧だ!!多分…」
「多分!?まあいいやっ ひとまず優瞳くんを信じてみるね!」
「あざ‐すっ じゃあ今日から作戦決行ね!!」
「わかりましたっ」
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