四章《辛い日々》

7/7
23人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
次の日ゆきは優瞳を屋上へ読んだ 優瞳はかなり不機嫌そうな顔で屋上にきた 「で,何か用?」 (うわ‐優瞳くん怒ってる…そりゃそうだよねっ でも優瞳くんなら助けてくれそうだし…) 「あ,あの急に呼び出してごめんね!? 実は相談にのって欲しい事があって…」 「はあ!?何でてめ‐の相談何か聞かなきゃいけね‐んだよ!!自分の立場わきまえろ!!」 「わかってるよ…でもどうしたらいいかわからないんだもん!!」 ゆきは泣き出した 正義感の強い優瞳は相談を聞いてやる事にした 「わかったよ…どうしたの?…その相談って…」 「ありがと…えっぐ……実はね美佳に謝って仲直りしたいの…謝っても許してもらえないかもしれない…でもどうしても謝りたいの!!」 「そうかそうか」 「でもねもしゆきが美佳と仲直りしたら今度はあたしがいじめのターゲットになりそうな気がするの…だからどうすればいいかわからなくて…」 「………ようし!!まかせなさ‐い!!俺が今いい方法思いついた!!」 「じゃあ説明するな!!えっと,まずは美佳ちゃんとお前のグループの子を仲良くする必要がある」 「うんうん」 「そのためには何で美佳ちゃんがいじめられてるか理由を聞きたい」 「え‐っと……実はあの中に何人か優瞳くんの事を好きな人がいて,それで美佳と優瞳くんが仲良くしてるのを見てでぶのくせに!!なったわけ…」 「えっ………ていうことは俺が原因?」 「別にそういうわけではないよ!!」 「俺は最低だあ!!よ‐しなんとしてもお前ら二人を助けてやっからなっ」 「本当にありがと…」 作戦はこういうものだった 『・優瞳があっちのグループの女の子にいっぱい話しかけて仲良くする・そして修学旅行では美佳,ゆき,いじめの主犯を同じグループにし,美佳のよさをわかってもらう・そして… ダイエット!! ・前もって優瞳からゆきの気持ちを美佳に言い,仲直りしたらこの作戦を美佳に伝える』 「よし!!これで完璧だ!!多分…」 「多分!?まあいいやっ ひとまず優瞳くんを信じてみるね!」 「あざ‐すっ じゃあ今日から作戦決行ね!!」 「わかりましたっ」
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!