俺と科学者

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「見たまえヒナ!!!!」 例えるなら階段を降りているときに誰かにぶつかられたような驚き。 解りづらいね。まあすごくおおきな音をたてて、ドアが開いたわけです。 「・・・どしたん?」 呼ばれた俺はソファーでくつろぎながら一服していた。 ヒナとは俺のことで、この騒々しい男は居候のハル。 ちなみに本名ではない。 ただ単に3月3日生まれだというだけだ。 ついでにいうと、こいつも4月26日が誕生日。 ・・・言いたいことは分かるよな? 要するに春生まれなだけだ。 「ついに完成した!栄えあるスプリング6世!史上稀に見る天才が作っただけあって今回もこれ以上ない傑作!!さすが私!!これがあればあらゆる雄のあらぬ物であんなことやこんなことがわかっちゃうのだ!!!ジーザス!!!!!」 彼は 稀に見る変態です。(しかも♂×♂的な意味で)
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