それでも

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それでも

太陽は暖かかった 揺るぎない自信と幸せをくれる 私の周りには、優しい人たちが たくさん、たくさん いた もう、一人で頑張るの疲れたんだよ 裸足で歩いて、裸で歩きたかった 誰かに救いを求めたかった 人に嫌われてるなんて思っていたのは 自分のほうで、 私の事を愛して、信じて、 助けて守ってくれてる人は 身近にもいた 今まで、一人に愛され、 守られてきたと思っていた たった一人の心から愛した人が この世から去った今、 私はどう生きればいいのか分からずに どうすがればいいのか分からずに、 まるで小さな子供のように 泣きじゃくることしかできなかった 悲しくて、辛くて、誰にどうぶつければいいのか分からずに 自分が壊れていくのを 肌で感じながら 理性が飛ぶ度怖くなった もう、私一人じゃ限界 助けて!!! ずっとそう思っていた 発作がでだして、 苦しくてつらくて、 このまま死んでしまおうかと なんどもなんども思った。 だけど、人の優しさに 今は涙が出る。 もう一度頑張ってみようと思えた。 たった一人が与えてくれていた愛を 今度は様々な人達に支えられ、 少しずつ愛で満たされていく、 そんな充足感が、 彼が居なくなってはじめて 一つ感じることができた。 皆に感謝。。 まだまだ前を向いていけるか解らなくなる時もあるけど、 生きてるってこういうことなんだって漠然的に思った。 幸せって、積み重ねていくものなんだよね。 私の凍てついた心が、少し溶けだした気がした。 ありがとぅ。
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