泣けるよね

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泣けるよね

泣けてきちゃった 言葉にできない思い溢れて 当てはまる言葉が見つからない 目の前がぼやけて何も見えない 見えるのは瞼から洩れるただ一筋の光 黄金に輝くフラクタルの合間を縫って 語りかけるのはあなたの面影 言葉を飛び越え 感覚でしか表現できない私 そして不器用な私と 言葉を時々間違う私 動作でしか表せられない不器用な私を うまく取り掴むことができるあなた。 テレパシーで通じ合える なんて君は便利な存在なのだろう。 言葉はいかに不確かで 聞こうとすればするほど戸惑うから 中身の見えない会話の中には 私の鼓動が響かない。 わかってよ、誰か1人だけでいいから この世の中に、たった1人だけでいいから この世界はひどく広い世界に見えてしまった 孤独が私を潰しそう 誰か私を見つけてよ 私はここにいるんだよ、 でも、それももう消えてなくなりそう。 私は私を見つけるんだ 旅に出かけるんだ 新しい世界を見るんだ そう思った時、君は現れた。 何年、何十年、 何万年も待っていたかのような軌跡。 笑う君の笑顔が眩しいから、 君の曇った顔を見たくないから、 私は笑顔で常にいようと誓った 君のいない季節、 朝が酷く寒い 秋は虚しい 太陽が昇らない 雨が支配する 私を暗闇に突き落とす もう1人は嫌だ もう1人は嫌だ もう1人は嫌だ あんなに眩しい空・海・太陽が もうここには現れない どうして? どうして? どうして? 君は行ってしまうの? 悲しい過去、だけど今は暖かい 君のぬくもり、確かにここにあるよ 私の中に君がいる あなたの存在、 見えない存在 だけど、確かにあるぬくもり。 私の中にあなたがいた いつの日も、1番近くのあたたかな場所に あなたはいた いつまでも、かわらぬ きみがいた。 ねぇ、愛してるよ 心から。 私は元気です。
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