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『此所に来たのは、本当は、彼に別れを伝えに来たの。気になる人が出来たって…。それが勇気くんだよ。だから、勇気くんを此所に連れてきたの…。こんな良い天気でしょ?
彼も幸せになれよって言ってくれてるみたい。
勇気くん…本当に私なんかでいいの?』
僕は笑顔で頷いた。
『帰ろうか…』と呟く。
2人は歩き出した。
途中彼女は、足を止め涙を浮かべ海に向かって大声で
『ばいばーい』
と手をふった…
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