FIGHT1 "敵"

2/17
前へ
/476ページ
次へ
日光の照り付けが気持ち良い。そんなある日の事だ。 山崎「おい、ここはこの色で良いんだよな?」 加島「えっ、あ、違う!そこは赤なんだよ!」 山崎「は?お前さっき緑って言ってただろうが。」 加島「気が変わったんだよ!」 山崎「…わかったよ、赤だな?」 塗料を刷毛につけ、壁にペチャペチャ塗る。 俺は加島の家のペンキ塗りを手伝っていた。 加島「そうそう、その調子で頼みますよ!」 山崎「チッ、わかってんよ。お前もさっさとやれ。」 俺達がペンキを塗っていると、誰かがその光景をまじまじと見ている事に気付いた。 山崎「ん…?」 加島「ほらほら山崎!手が止まってん…ぞ……」 俺達を見ていた者。 それは… ジョーカー「やっほい。」 ジョーカーだった。
/476ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1431人が本棚に入れています
本棚に追加