FIGHT1 "敵"

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ジョーカーが手伝ってくれたのもあり、ペンキ塗りはすぐに終わった。 しっかしジョーカーの手捌きには驚いた。 プロだぜ、プロ。 ジョーカー「今夜接触してみようと思う、"ポーカー"に。」 山崎「そうか、わかった。」 加島「そんじゃ夜に俺ん家集合な!」 集合場所を加島宅にし、俺達は一旦解散した。 帰路を歩いている途中、ジョーカーが俺の家に行きたいと言ったのでそのまま俺の家へ行く。 ジョーカー「突然ごめんね。」 山崎「いいぜ別に。謝る必要も無ぇ。」 そんな会話をしながら歩いていると、前方から男が1人歩いてきた。 その男は俺とジョーカーを見るなり、声をあげた。 男「な、なんで…あんたがここにッ!?」 山崎「なんだお前、ジョーカーの知り合いか?」 ジョーカー「ん?お前…"今のポーカー"のメンバーだな?」 山崎「そうなのか?」 ジョーカー「あのバッジ見てみなよ。スペードに1って書いてるだろ?」 男はバッジを襟につけていた。
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