01.光が舞い降りる日

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民家の多いエリア38に突如現れた火炎怪獣ファビブラ。 「クガアァァァ!!」 ファビブラは雄叫びを上げると、右手から伸びた鋭い爪をマンションの七階に突き刺すと、横一文字に持って行く。 コンクリートが砕け散ると同時に、七階から上が横にずれ落ちていく。 「クガハハハ…」 笑うファビブラ。 その背中に、二発のミサイルが撃ち込まれ爆発した。 SAGAのもう一機の主力戦闘機デルタサーガ2号の登場である。 「キョウ、バルカンミサイル発射!」 「了解!」 2号機コクピットの前部座席に搭乗するキョウと呼ばれたパイロットが、操縦桿に備え付けられたスイッチを押す。 するとデルタサーガ2号の両脇から円盤状のミサイルが発射される。 「クガァァァ!!」 ファビブラは対抗して口から火炎弾を連写する。 ミサイルの一つは火炎弾で相殺されるが、、残ったミサイルは突如中央が引き伸び、中から無数の小型ミサイルが火炎弾の攻撃をかいくぐりファビブラへと降り注ぐ。
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