最終話

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旦那と俺の二人だけ。俺は考えた。そして言った。『今のあいつを見たら凄い幸せそうだった。今仮に寄り戻したとしても、幸せにしてあげる自身がない。あんたと居た方が幸せだと思うよ。俺じゃこんな幸せな家庭はできない。』旦那はビックリした顔で言った。 予想外な答えって言われた。旦那が思った事は『君と寄り戻したら晶子も幸せになると思った。何故なら今日のあいつ生き生きしてたから。晶子はまだ君を好きなんじゃないかって思ったんだよ。』って言ってきた。俺は『それは無い』って言った。旦那は『何故』って言ってきた。 俺は『もしあいつが俺を好きならはっきり言ってくる。あいつは隠す様な真似はしない。俺もあいつも好きなら好きって言うよ。』って言った。旦那は『君は今晶子をどう思ってる』って聞いてきた。自分は、はっきりと『俺の中で晶子は歴代の彼女では最高かもしれません。あいつ程馬鹿な女は居ないと思うし、ましてや、これから先現れる確率がないと思う。本当自分は勿体無い事したと思う』って言った。旦那は笑いながら『そうか』って言ってきた。image=53282417.jpg
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