最終話

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本当涙が止まっらなかった。悲しいから辛いからではない。ルイと居る時間が余りにも嬉しかったのかもしれない。事実ルイと俺は血が繋がってる。俺にとって可愛い我が子。最高の自分の子。 本当ならルイをこの手で抱いてあげたい。けどそれはできなかった。今俺がルイを抱けば俺は自分でルイに言ってしまう。『俺が父親なんだよ』って。だからルイを抱けない。 ルイとの時間はあっという間にすぎた。 夜の11時頃だと思う。ルイがゲームしながら寝ていた。旦那は『ルイ眠いだろ、もう遅いんだから寝なさい』って言った。ルイは俺の膝元で寝て居た。旦那が抱っこしようとしたら、『俺が抱っこして運びます』って言った。旦那は『お願いします』って言ってルイを渡してくれだ。階段を登り二階に上がる。 ベッドにルイを運び、旦那は『後は任してください』って言った。自分は後は任せた。 自分は『今日はこれで帰ります』『お邪魔しました』って言って玄関を出ようとした。 すると晶子が来た。『ちょっとだけ話しをしたい』って言ってきた。自分は玄関先でなら良いよっていた。晶子は『ありがとう』って言ってきた。image=53503281.jpg
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