自分の息子『第一章』

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彼女の言葉は重かった。自分は仕方なく返事をするしか無かった。「分かった寄り戻さなくて良いから」「その変わりに何か欲しい物はあるかって」聞いた。「何も無いよ」って言った。そしたら彼女は、それともう一つ「子供にも会わないで」って条件出された。自分は笑いながら分かったって言った。彼女は聞いて来た。「何時に地元出るの」「何処に行くの」自分は言った「午後の三時過ぎだよ」「行き先は教えない」三時まであと5時間ある。それまで彼女と子供と三人で居る事にした。家の中でゴロゴロしながら、子供の相手して、彼女と話し、テレビ見たり、子供とウルトラマンの人形でやられ役ばっかりだったけど楽しかった。そして自分が行く一時間前に子供と彼女を呼んだ。大事な話があるって。彼女に一度だけ頼んだ。自分に子供貸してって。そしたら彼女は抱き上げて自分に渡した。息子に言った。「ルイ、パパに会って見たかったか。」ルイ一つだけ言っておくね「ママをよろしく頼むね。ママあぁ見えて弱いからルイがしっかり守ってあげるんだよ。男は強いんだからしっかり支えてあげてな頼んだよ。ルイ」たぶんこの言葉は心のどこかに残ってると信じルイに頼んだ。ルイは笑いimage=52895288.jpg
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