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正幸・・・「野戦にて武田軍と決する。」
昌秀・・・「殿。我が軍は武勇誇れる兵士ばかりですが、まともに武田軍とあたるのは危険かと思います。」
正幸・・・「うむ。何か策はあるか?」
昌秀・・・「決戦場所は、遠江、駿河の国境、大井川を隔てての決戦になるでしょう。双方合わせて5万の軍を動かせる地はそこしかないですからね。」
慶次・・・「確かにあそこしか無いな。で策は?」
昌秀・・・「大井川辺りの地形は、川から遠江よりは、左右、後方、と三方向は山に囲まれ守りやすく、攻めやすい地形。
我等が、陣を張る大井川から駿河よりは、辺り一面見晴らしのよい草原。身を隠す所もない。守りにくいうえ、攻めにくい場所。」
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