大名

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才蔵。客人か? 才蔵・・・「はっ。真田正幸殿が殿に会いたいと、訪ねてきてくれました。」 勝家・・・「なに?正幸殿が。」 正幸・・・「突然お伺いしましてどうもすみません。」 勝家・・・「何を水臭い。ささっ、上がれ上がれ。おい才蔵。肴の用意じゃ。」 才蔵・・・「はっ。」 正幸は戦国時代に来た日から、この五年であらゆる人物と交流を深めていた。 柴田勝家の他、丹羽長秀、前田利家、森可成、等織田の重臣達と深い絆が出来るほどになっていた。正幸は人を引き付ける魅力も持ち合わせていた。
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