大名

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伊勢志摩・九鬼屋敷 喜助は嘉隆の寝所に忍込んだ。 喜助・・・「アチャー。タイミングが悪いの~」 嘉隆・・・「どうじゃ。気持ちいいか~」 女・・・「ア~ン。早くお情けを下さいませ~」 嘉隆・・・「物好きの女よ。では行くぞ!!」 「フンフン!!」 「アッ!」  「フンフンフン!!!」 「アンアンアン!!」 「フンフンフンフン!!!!」 「アンアンアンアン!」 「フンフンフンフンフン!!!」「ア~ン、ダメ~???~!!」 喜助・・・「(照笑)・・・・。」 嘉隆・・・「おい!楽しめたか。コソコソせず出て来たらどうじゃ。」 喜助・・・「(何たる洞察力)はっ。ご無礼お許し下さい。」 嘉隆・・・「おっ。忍でも興奮するのか(笑)。そちの下の方が、テントを張っておる。 ガハハハハ~~~~!」 喜助・・・「(苦笑)それがし、織田家家臣・真田正幸が家臣・猿飛喜助と申します。 我が主よりこれをお持ちしました」 嘉隆・・・「織田の真田? お~真田と言えば桶狭間の戦では凄まじい武巧であったそうな。 その名、この伊勢にも知れ渡っている。」 嘉隆もまた、真田に魅了されていたのである。正幸が送った書状を見ながら、時折眉をしかめながら読み終えた嘉隆。 嘉隆・・・「承知したと伝えよ。それだけ伝えれば解る」 喜助・・・「はっ。それでは」 嘉隆・・・「喜助。我慢は良くないぞ!(笑)」 喜助・・・「はっ。(苦笑)」
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