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真田軍は三河を通り、三河と遠江の国境に到着。
遠江の国境には野田城（後の浜松城）がある。
正幸･･･｢軍議をひらく。｣
昌秀･･･｢殿。野田城には指揮する将がいない為、使者を出して降伏を促してみては如何でしょう？｣
正幸･･･｢うむ。そちに任す。｣
野田城は士気も低く直ぐさま降伏を受け入れた。野田城城兵900人は真田軍に加わった。
真田軍は野田城を本陣に、二俣城、掛川城を攻略することになった。
・二俣城は遠江と信濃の国境にあり、信濃からの侵略を防ぐ重要な役割を果たす為、守りは堅かった。
正幸･･･｢二俣城を攻めるが皆の意見を聞きたい。｣
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