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伝令兵・・・「物見の知らせでは、野田城付近から来た兵が、松井隊と合流し高天神に向け進軍したとの事」。
村昌・・・「うむ。皆の者。
その速き事、風の如く!
静かなる事、林の如く!
侵略する事、火の如く!
動かざる事、山の如し!
この奇襲!※風林火山※のごときものぞ~!掛かれ~!!!」
村昌率いる兵は修羅の如く敵に突撃した。
兵・・・「うお~!!!」
村昌・・・「我は真田村昌である!
裏切り者めが~ウオーーーリャーー!!」
敵兵・・・「真田じゃ!鬼じゃー!逃げろ~」
やはり桶狭間の戦が、脳裏にあるのか逃げる者が続出し士気も低く真田軍に蹴散らされていく。
そんな中もう一人の鬼が、敵陣の中央目掛けて突撃する。
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