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昌秀・・・「次は商業の発展?ですかな?」
正幸・・・「おっ。その通りじゃ。何か良い案があるか?」
昌秀・・・「はっ。それがしも内政には覚えがありますゆえ。
まず駿河に通じる関所を撤廃します。
我が国に入る時、今後は税を取りません。税を取らない事で、人の出入りが増えます。
ここで、人の流通が出来ます。」
井伊直親・・・「昌秀殿。人の流通が出来ても収入が上がる訳ではあるまい。関所を撤廃する意味がないでわないか?」
昌秀・・・「いえ。人の流通が1番大事です。人の流通が出来る。そこで商業権の撤廃。
現在、商いをする時は税を払い商いをする権利を買っています。これを撤廃し、誰でも無償で商いを始める事が出来るようにするのです。
誰でも商売が出来ると、街は活気がつき、さらに人が集まる。人が集まれば、物が集まる。物が集まれば人が集まる。
人が集まれば、お金が集まる。こうして商業収入は10倍以上の収入になるかと思います。」
正幸・・・「楽一楽座だな。あっぱれじゃ。商業発展は昌秀に任せる。」
昌秀・・・「はっ。必ずやご期待にそえましょう。」
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