~~真田正幸VS武田信玄~~

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駿河国・花沢城 正幸・・・「武田軍は間もなく駿河に侵略してこよう。どう戦う?皆の意見を聞きたい。」 直親・・・「殿。ここは野戦を挑むべきでは?」 村昌・・・「直親殿の申す通り野戦で決戦を。」 正幸・・・「うむ。兵の数は違うが野戦で挑むか。」 之綱・・・「しかし相手は甲斐の虎ですぞ。篭城し信長様に援軍をお願いしてみてはいかがでしょう?」 正幸・・・「昌秀。説明せよ。」 正幸は、信長が裏で動いている事を家臣達には話していなかった。 昌秀・・・「はっ。」 昌秀は信長の策謀を皆に、有りのまま全てを話した。勿論、一同は愕然となる。 正綱・・・「な、何と!!信長様が?」 嘉隆・・・「我が家臣を滅ぼす腹とは、義に反する行い。許せぬ!!!」 之綱・・・「しかし信長殿は今や800万石以上の大大名。我等は駿河国のみ。勝つ見込など・・・。」 慶次・・・「之綱殿。戦とは兵の数ではない。」 之綱は政治力は長けているが、戦は苦手であった。
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