1555年戦国の世 ~尾張の国~

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昌秀・・・「ですが、どの大名家に仕官するのですか?新参者を易々と受け入れる大名家は少ないでしょう?」 正幸達は、現代であらゆる書物を日々読んでいたため、戦国時代の状況を完璧に把握していた。 喜助・・・「若殿。織田信長に仕官してはいかがでしょう?」 これには、村昌、昌秀、紀蔵も同調した。 村昌・・・「信長なれば仕官もたやすく、出世するのも早ようござる。」 織田信長は、才能を持っている者を、迷う事なく登用し重臣までにも抜擢する。 古いものにとらわれず、常に時代を切り開く力を持っていた。 古参、新参者を区別せず力のあるものを重宝した。
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