先祖と対面

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先祖と対面

城主の間へ通された一同は腰を下ろし幸隆が来るのを待った。 「ドカッ!ドカッ!ドカッ」 平伏して待つ正幸達。 幸隆が部屋に入って一段上がった当主の席に、腰を下ろした。 正幸・・・「真田正幸と申します。本日はお目通り叶い恐悦至極に・・・・」 幸隆は正幸の言葉を遮った。 幸隆・・・「よいっ。堅苦しい挨拶は良い。我が子孫達よ。よう参られた。」 幸隆は笑顔で言った。 この言葉に状況を飲み込めない、次男村昌、三男昌秀は、目が点になっている。 自分達が未来から来ている事、何故幸隆が知っているのか。
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