織田 信長

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城内へ通され信長を待つ正幸達。 小姓・・・「殿が参られたました」 皆、平伏し信長を迎えた。 信長・・・「面をあげい。」 利家・・・「殿。村昌殿の御兄弟、ならびに供の者を、連れて参りました。」 信長・・・「で、あるか」 利家が正幸を見る。挨拶をしろと目で訴える。 正幸・・・「村昌が兄・真田正幸と申します。そして横に控えるは、三男・昌秀・供の者で・猿飛喜助・霧隠紀蔵。そしてご存知だと思いますが次男の村昌です。」 信長・・・「で、あるか。」 そこから長い沈黙が続く。信長は品定めをするかのように、険しい顔で正幸達を見ている。
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