初 陣

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信長・・・「頼もしい奴じゃ。では早速百姓達を手配しなければの~」 正幸・・・「殿。心配ご無用にござる。既に木下藤吉郎殿にお願いし、百姓に化けて貰っております。後は義元を待つのみ。」 信長・・・「何とも凄まじい知略じゃ。そちの隊だけでも今川を破ってしまうの~」 正幸・・・「はっ。この戦、我が隊だけで充分にございます。殿には、清洲にて篭城を決め込んでいて下され。」 信長・・・「いや。冗談で言うたつもりじゃが、誠にそちの隊だけで良いのか。」 正幸・・・「はっ。「侵略する事火の如く」奇襲するには我が手勢が程よい数です。」 信長・・・「孫子か?あい解った。吉報を待っておる。篭城の準備にかかれ!」 一同・・「ははっ~。」
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