初 陣

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藤吉郎・・・「上手くいったな。」 蜂須賀小六・・・「ほんに馬鹿じゃな。藤吉郎。この後、まことに助太刀せんでいいのか?」 この頃、蜂須賀家はまだ織田に仕えていなかった。 藤吉郎の友としてこたびは協力していた。 藤吉郎・・・「正幸殿が、自分の手勢だけで義元を討つようじゃ。今だに信じられぬがな。」 藤吉郎は、正幸に報告の為忍を放った。
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