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正幸・・・「ん?具足を纏った武将ぞ。なぜじゃ?」
「お~。待っておったぞ正幸殿?」
正幸・・・「そ、その声は利家殿?」
利家・・・「正幸殿。我等も一緒に行くぞ。信長様もきておる。」
正幸・・・「えっ?信長様も?」
信長・・・「正幸ら。お主だけに危ない事はさせられぬ。城は佐久間に任せて来た。」
正幸・・・「ありがたきお言葉。(クッソ~!この戦、我等のみで勝たなくてはいけない戦。誰じゃワシの邪魔をしたのは。(怒))
正幸は誰もが負けると思っているこの戦を、小数で勝ち絶対なる地位と武勇を手に入れたかったのである。正幸に力がつくのを、よしとしない者が信長に出陣を促したのである。
織田信長
・柴田勝家・丹羽長秀
・織田信治・織田信広
・佐々成政・前田利家、等諸将、兵合わせて2000がいる!
先勝祈願を終え桶狭間に向かう織田軍。
正幸・・・「信長様。我等は先に、義元本陣近くに潜んでいる我が手勢のもとに行き、信長様が今川軍と戦闘を開始したのを皮切りに、本陣へ突撃します。」
信長・・・「うむ。しかと頼んだぞ正幸。」
正幸・・・「必ずや義元を討ち果たしましょう。ではごめん。」
正幸達早々と熱田神宮を後にし出陣したのである。
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