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気分が落ち着き始めた時…俺は、思い出した…
着替えの服を準備するのを忘れていた…
まあ、体を拭いたら、部屋で着替えれば良いか…
俺は、下着を穿くと廊下を…
がちゃ…
誰か帰ってきたか?
別に親父だろうが、母さんだろうが関係ないと言うか、
俺に部屋に行く為には、玄関の前の階段を通らないと2階に行けないからな…
気にせず…歩いて…俺は…後悔した…
なぜなら、玄関にいたのは親父たちだけではなく…
先輩の妹も居たからだったからだ!!
「!!!!!」
俺の下着姿を見た女性が、声にならない悲鳴を上げ…
「!?!‘&%!&%$#」
俺は、人の身で発音できない悲鳴を上げ、階段を駆け上がり、
部屋へ飛び込んだ
親父たちだけと思ったら、何で…
何で、先輩の妹がいるんだよ!!!
「ごめんなさいね~うちの馬鹿息子が~まさか露出狂だったなんて…」
「僕も驚いているよ…雅春が…あんな姿で…家の中を歩き回るなんて…」
「いっ、いえ…私も…急に家に入って…びっくりして…」
「あんな変態に…そこまで言えるなんて…もう…可愛いわ!!」
「ひぃや!?やっ、止めて下さい!!」
「ほら、止めなよ、ごめんね、春夏は、可愛い子に眼が無いから…」
玄関から聞こえる声に焦り、俺はすぐに服を着替えた。
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