7.出会いし日常

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着替えを終え階段を下りるが、玄関には誰もいない 「雅春~居間に来なさい!!」 居間の方から母さんが、俺を呼んでいた… 何で先輩の妹がいるのか教えてくれると思ったから、俺は急いで居間に向かい、ドアを開けると… 俺は宙を舞った!? そして、地面に叩きつけられ、腕を極められた。 普通こんな状態になればパニックになってもがくだろうが、投げた相手がわかるから、俺は慌てず、投げた奴に聞いた 「何のつもりだよ…親父…」 俺をうつぶせにしながら、背中で腕の関節を押さえている親父に聞く… 「ごめんね…雅春…春夏が雅春に話があるから、拘束しろって…」 「そうよ、雅継さんは、ただ私のお願いを聞いてくれただけ」 俺は顔を上げて、母さんを睨みつける… 「俺が何かしたのか」 俺が思うところ、母さんに逆らっていないはずだが… 「私のメール読んだでしょ?」 母さんが、ドキッとするような笑顔で… 殺意の篭った笑顔で、俺を見る… 「家の鍵を新しく作り、ピッキングをするなって書いていたのに… なんで家に入れたのかな?」 俺は顔を青くさせる… しまった!!さっき風呂場で忘れていたのはこれか!? 母さんが、俺の頭に足を置く… 軽く踏みつけると… 「脅かそうと思ったのに~あんたが帰ってきていて、脅かすの失敗したじゃない~」 いえ、お母様、充分驚きましたから!!そう考えていると、 母さんは俺の頭から足を退かした
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