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懐かしい思い出を思い出した所で、俺は先輩のノートを開いた。
それは…俺がこの町に引っ越してくる一年以上前の事が書かれていた…
俺が知らない先輩の事…
そして…
先輩が好きだと思う人の事だった。
そのノートの主な登場人物は、先輩と先輩の幼馴染、
霧摩司とその後輩、尾田史一…
その二人は、俺の知らない名前だった…
ある程度の先輩の知人に俺は紹介されているが…
まったく聞き覚えのない名前だ。
俺は、ドキドキしながら、ノートを読んだ…
だが…
二、三ページもしない内に…俺の手は震えていた…
先輩は幼馴染の霧摩と言う人物に好意を寄せていた…
そして…先輩の日記についに告白する事を決めたと書かれていた…
だけど…其処で日記の日付に空白が出来ていた…
それが…一週間続いて…ふられたのか?
そう思ったとき…日記が再開された。
それは紅い石の話だった…
此処から日記ではなく…
前に先輩が話してくれた都市伝説だった…
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