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これが何の意味だったか…
俺にはわからなかった…
先輩は…この石を探していた…
だが…なぜ…この石を探そうとしていたのか?
それは…再会したい人がいるから、集めていたのだろう…
でも…そこまでして再会したい人物…それは…まさか…
コンコンッ
俺は、ドアを叩く音で顔を上げた。
「雅春くん、お父さんが…
ご飯が出来たって…」
俺は、ノートをダンボールの上に置くと
「わかった!すぐ行く!!」
そう返事をした…
先輩は…誰に会いたかったのか…その考えを…俺は放棄した…
馬鹿馬鹿しい…死者に出会おうとしていたなんて…そんな風に否定しようとしたが…
俺の脳裏に過ぎったのは…
再会した死者に殺される…その話だった…。
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