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「さあ、冥乃ちゃん!!僕が作ったケーキだよ~」
ある程度料理を食べた所で、親父が台所からケーキを持ってきた。
ケーキにはチョコでようこそ!!新しい娘
と書かれていて、それを見た冥乃ちゃんは顔を紅くして…
「まだ…私…」
と冥乃ちゃんが何かを言いかけたが…
母さんがそれを止め…
「例え、娘じゃなくても…
もう貴方は、私たちの家族なんだから!!」
と笑いながら母さんが言うと…
冥乃ちゃんは顔をうつむかせ…
「…ありがとう…ござい…ます…」
と涙を流しながら…可弱い声で…そう呟いた…。
「じゃあ、ケーキを切るよ」
俺は母さんからナイフを貰うとケーキを切り出した
「ごめんね…雅春…春夏が何かを切ろうとすると…変になるからね~」
俺はケーキを均等に4等分して…
更に其れを半分にした。
「一人二つで、一個はいま食べてもいいけど…
明日に回しても良い…
特に母さん!!
体重を気にするなら、明日にしなさい」
「えー、雅春なに、それ!!
まるで私が…太っているって…言いたいの!!」
母さんが俺にフォークを向けながら怒る…
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