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少年はある日、世界に絶望した
冷酷なまでの無慈悲な現実に
恐ろしいまでの人間の醜悪さに
世界に悪意が溢れ返っている事に
それでも少年は知った
世界を包み込む善意に
涙が溢れそうになるくらいの人の優しさに
厳しいがそれでも温かい現実に
少年は絶望を知った
故に今まで気付かなかった悪意まで見付けてしまった
それでも少年は希望に触れた
故に今まで気付かなかった優しさを見付ける事ができた
これは、そんな少年が青年に成長してからのお話
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