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更「枢さん、拓麻さんご機嫌よう」
枢「あぁ、更…」
拓麻「あ、更さま、こんにちわあ」
綺麗な顔立ちで落ち着いた感じの男の子と屈託ない笑顔を浮かべた金髪の男の子がいた。
純(せたけからしても…わたしより年上…かなあ?)
枢「えっと…そっちの子は?」
(……!!)
落ち着いた感じの男の子が、更の艶やかなドレスの裾を掴む小さな少女の存在に気付いた。
更「私の妹なのだけれど…夜会に来るのは初めてで」
さあ、と言い更は純を自分の前にやる。
純「…初めまして。白蕗純です。よろしくおねがいします」
拓麻「純ちゃんかあ…僕は一条拓麻。よろしく!!」
枢「玖蘭枢です…よろしくね」
思ったよりもスムーズに夜会は進んでいった―。
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