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あなたが私に
残していったのは
思い出という名の痛み
あなたがいない
今ではただただ
涙に変わって行くだけ
伝えきれなかった言の葉たちが
行き場をなくしてる
あの時に戻りたいと
何度願っただろう
月夜よ朧げな光でいいから
もう一度あなたを
照らしだしてほしい
今にも消えてしまいそうなその姿を
ずっと覚えておくために
あなたと過ごした時間を
思い出に変えてしまおう
記憶の中に終い込んで
あなたの存在はいつも
この空の下に感じるから
同じ道歩けなくても
他の誰かを愛しいと思えるまで
その温もりは忘れないから
今募らせてきた恋心に
終わりを告げます
もうこれ以上何も
望む事など出来ないから
あなたのいない世界を選ぶけれど
過ごした日々達はずっと
消える事などないでしょう
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