第一章

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例え姫と呼ばれようとも仲良くゲーセンに行ってやんよ。 そして新台にて俺の強さを思い知らせるとともに財布の中身を空にしてあげようではないか!。 そう意気込む弥生だが、満も同じ考えのようで、二人の薄気味悪い笑い声が放課後の教室に響く。 その笑い声を聞いてまだ教室に残って友達とダベっていたクラスメート数人は、まるでヤンキー(死語)を見るかのような見下した目で弥生や満を見ると、教室から出ていく。 「はぁ…」 そんなクラスメート達の反応についナイーブな気持ちになってしまう。 「まあ、悩んでも仕方ないべ。早くゲーセン行こうぜ」 そんな弥生をみて満は明るく振舞うと、先ほどと同じ用にゲーセンへと誘う。
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