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パッ☆
ナレーター「ギコ宅に到着っと…ギコ、いるかー?」
シーン…
ナレーター「ギコー?」
………
ナレーター「…いないみたいだな。」
…仕方ない、しぃの家にも行ってみるか。
必殺、場面転換の術!
パッ☆
パッ☆
ナレーター「しぃ、いるかー?」
シーン…
ナレーター「しぃもいないのか…もしかしてまだ帰ってないのか?」
じゃあどこにいるかな…っと。
ナレーター「…城下街を探してみるか。」
必要、場面転換の術!
パッ☆
パッ☆
ナレーター「おーおー、復興作業やってるな。」
戦争が終わったばかりなのに、精力的に動けるのが凄いな。
ナレーター「さて、ギコたちを捜さないと…。」
ジエン「うんしょ! うんしょ!」
お、いいところに。
ナレーター「おーいジエン。」
ジエン「え、おじさん誰?」
…しまった、そういえば自己紹介してなかったか。
ナレーター「あー、俺はギコたちの知り合いのナレーターってもんだ。」
ジエン「ギコさんたちの?」
ナレーター「ああ。で、ギコたちがどこに行ったか知りたいんだが。」
ジエン「うーん…。」
…怪しまれてるな。
まあ突然名前を言われたら当然か。
ナレーター「ほら、それ持ってやるから!」
ジエン「あ、ありがとう。」
俺とジエンは資材を目的地まで運んだ。
ナレーター「よっと、ここでいいか?」
ジエン「うん、ありがとう!」
ナレーター「礼はいいからギコたちの居場所を教えてくれないか?」
ジエン「うーん…居場所はわからないけどあっちから城下街を出て行ったよ。」
ナレーター「あっちから?」
あの方角にあるのは…。
ナレーター「(…シーンの洞窟くらいだよな?)」
ジエン「どうしたのナレーターさん?」
ナレーター「いや、なんでもないぜ。」
…まあ他に当てがないから行くしかないか。
ナレーター「じゃあジエン、ありがとう!」
ジエン「ううん、こっちも助かったよ!」
俺とジエンは別れた。
必殺、場面転換の術!
パッ☆
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