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僕は今高校3年生。
ちなみに僕の学年は、1クラス二十人位と少ない
つまり、徴兵せずに学校に通っている僕はまだ恵まれてる方だよ。
勉強は大嫌いだけど。
学校の至る所で、いかに一昔前が裕福で、活気があって平和だったかがわかる
教室に設置されたエアコンは、こんなに暑いのに使われる事はない。
校舎も生徒の数と割に合わないほど大きい。
今じゃ殆どの教室が使われずに開かずの間と化している
平和な時代の面影を残した街並みは、今では閑散とした殺風景な景色だけを残している。
今では進んだ技術やテクノロジーは、人を殺す算段でばかり活躍している。
心「…?」
見慣れた教室に入ってすぐに、僕はいつもの教室とは違う異変に気付いた。
教室の後ろの方に出来た大きな人だかり
笑い声と、時々罵声に近いような叫び声。
楽しげだけど、あんまりその輪に入りたくはならないような…
そんなクラスのみんなの様子
僕はただ何気なく近づいて、群がるクラスメートの一人に声をかけた
心「何かあったの?」
「おお心!見ろよ!!これが留学生って奴だ!!」
心「留学生って…」
「そう、奴隷だよ奴隷」
、
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