第1章 転校

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「それじゃ教室の方に行こっか。」 「はい。わかりました。」 先生の後を追って職員室を出て階段を上がり2年の教室に向かう 「もしかして緊張してる~?」 意地悪げな笑みを浮かべながらそんなことを聞いてきた 「少し…。転校なんて初めてで…。」 「そっかぁ~。でも私のクラスのみんなは良い子だから大丈夫だよ♪」 俺の肩を叩いて励ましてくれた 「…わかりました。」 「じゃ~入るわね。」 ガラガラッ… 「みんなおはよ~♪」 先生は元気良く入って行くと中から「おはようございます。」と何人もの声が聞こえる
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