第二話

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『無事でなによりだ』 『ええ、気分いがいは…』 『ま、そう落ち込むな。今度、見合いの話をもってきてやる(笑)』 『冗談でも怒りますよ社長…(-_-)』 『そういえば。花も確かこの病院だったな。後で病室に顔を出すか…』 『なんで社長が花さんを知っているんッスかッ!?』 『佐藤花は私の遠い親戚の子だ。可愛そうに…事故で両親を。その事故の前に流産で妹を亡くした。彼女は天涯孤独の身だ。少しは労ってやれよ』 【流産で妹を…】 『社長…今…』 社長の後ろに絆と名乗った幽霊が浮かんでいる そして人差し指でシーとした…
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