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『佐藤さん、検査のお時間ですよ~』
『あ、はい…』
佐藤と呼ばれた
その女性は、その看護士と連れ立ってどこかに行ってしまった
『美人だ…(>ε<)』
タクが思わずため息をもらす…
そして売店に行って来ると言って書類を残して立ち去った
僕はボロボロになった両足を眺めてテレビをつけようとリモコンを探した
【お兄ちゃん、何を探しているの?】
『君は…』
病室にあの時の少女が立っていた
白の花柄のワンピースを来ている
忘れもしない
事故にあった時に
花を持って歩いていた少女だ
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